敦盛桜とは

栄華の中に美しく咲く若武者

若くして美しい男子だったと伝えられ、 平家物語に語り継がれる悲運の若武者「平敦盛」。 源氏に追われる際、 笛を忘れたことに気付き、海上に浮かぶ避難の舟に乗り遅れてしまった敦盛は、そこで勝負を挑んできた源氏の武将 熊谷次郎直実 (くまがいじろうなおざね) に覚悟を決めて勝負を受ける。 が、 そのあまりの若さと美しさに驚き、 首を討ち取るのを躊躇する直実に「お前のためには良い敵だ、名乗らずとも首を取って人に尋ねよ。 すみやかに首をとれ。」 と答え、潔く最期を全うした。

清盛の甥として、笛の名手として、 栄華の中に美しく咲き、義経との一ノ谷の合戦でわずか16歳で須磨浦の海に散った。 敦盛の面影を偲ぶように、今年も咲き誇る須磨の桜。 平家の誇りを胸に須磨浦の地で散っていった、儚くも 美しい、桜のごときその生き様になぞらえて、 須磨の桜を「敦盛桜」と名付けました。

平敦盛

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敦盛くんや山陽電鉄公式キャラクターのろっくんがポスターの中にいるかも?

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